コーラルは1600店舗を運営

バッキンガム宮殿

世界三大ブックメーカーと言われ、創業の歴史が長く市場の大きいコーラル。1926年創業し、イギリス1600店舗を運営し、イタリアにも100店舗を持つ老舗のブックメーカーです。

しかしその実情は、日本ではほとんと知られていません。それは、インターネット上でのサイトを日本語に対応させず、日本人の参加を不可としているからです。そのため、歴史がありシェアのあるこの老舗に関して、日本ではほとんど知ることができません。

そんなコーラルですが、2015年7月にラドブロークスに買収されると報じられました。同じく世界三大ブックメーカーでシェア2位のラドブロークスが、3位のコーラルを買収するかたちとなります。

これにより、ラドブロークスは賭け屋市場の45%のシェアを占め、業界首位のウィリアムヒルの26%を上回ることになります。実店舗はイギリス国内だけで、4,000にもなりイギリス国内最多となります。

この買収は成功するのでしょうか。イギリス国内だけでも5000億円以上といわれる市場規模の、ブックメーカー業界の今後が注目されます。